司法書士への扉

10回以上受験合格した補助者受験生の軌跡

口述試験(平成30年度総括編)

            <strong>合<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B3%CA%C4%CC">格通</a>知と受験票</strong>

筆記試験に合格すると、成績通知書とは別に、管区法務局から口述試験受験票が簡易書留で届きます(東京法務局管区は普通郵便のようなので、管区により異なるかもしれません)。

その受験票には、口述試験を受ける時間が「午前」か「午後」か記載されています。

私の受験したブロックでは、筆記試験の受験地や受験番号により、午前・午後が決まりましたので、願書を出すときは注意が必要かも知れません。

なお、不正を避けるため、午前午後で問題は異なります。

勉強方法と対策

筆記試験後、全く勉強していなかった私は、自分だけ落ちるのではないかと不安になり、各予備校で開催される口述模試を受験しました。

各予備用でテキストが配布されるので、頻出論点と過去問を確認し、TACのテキストが読みやすかったので、3回ほど読んで試験に挑みました。

また、司法書士法第1条及び第2条並びに司法書士の義務は、必ず出ると言われていたので、毎日暗唱し、完璧にしました。

 試験前日

スーツを着て、名前を言えたら合格する。

泣き崩れて問答できないようなことがなければ合格する。

不合格でも来年筆記試験を受験せずに、口述試験を受験できる。

という事前情報があったので、気持ちの余裕があったはずですが、前日は一睡もできずに当日の朝を迎えました。

試験当日

試験会場である管区法務局には、集合時間の10分前には到着しました。

午前の部を受験する全員が大会議室(控室)で一旦集まり、当日の流れや注意点を確認します。

そして口述試験は別室に移動し、受験しました。

受験する順番は列毎に番号の書かれた紙製のくじに記載された順番に行われました。

一人15分の時間配分があるので、最後の方は3時間近く待つことになります。私は、8番目でしたので、2時間くらい待ちました。

控室では、各予備校の口述模試のテキストを読んでいる人、研修の資料を読んでいる人、寝たそうになっている人、気分転換(?)にトイレに行く人(カンニング防止のため法務局職員が同行されます)がいました。私は、心配性なので、各予備校で一番使いやすかったTACのテキストを再確認して過ごしていました。

そして、順番が回ってくると、司法書士試験受験票のコピー記載の「氏名、生年月日、住所」の確認をします。受験後には控室には戻ってこれないので、持参した荷物を全て持つよう指示され、別室の会場に向かいます。

具体的な内容は、<口述試験(平成30年度再現編)>に記載しています。

総括

受かります。

集合時間に遅れても、受験開始時間に遅れなければ受かります。

全く勉強していなくて答えられなくても、受験番号・名前が言えれば受かります。

とりあえず、司法書士法1条、2条、司法書士の義務を覚えておければ乗り切れます。

不安な方は、予備校の口述模試にいき、雰囲気を味わいましょう。

そこで、もらうテキストを読んでおきましょう。

口述模試に行くと、写真を撮られたり、合格までの勉強法等を書かされたりしますが、乗り切りましょう。

それでは、口述試験頑張ってください!

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