司法書士への扉

10回以上受験合格した補助者受験生の軌跡

計画方法(記述編)

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記述問題で大切なのは、次の5つだと思います。

  1. 雛形を覚える。
  2. 解法を決める。
  3. 決めた解法に従い、問題を解きまくる。
  4. 本試験問題に慣れる。
  5. 他の受験生と議論をする。

どれだけ解法を整えても、雛形を覚えてなければ答案を書ませんし、その逆であっても時間内に書き切ることができません。

したがって私は、片道30分の通勤時間を利用し、ひたすら雛形学習をしていきました。

そして、いろいろな講師の無料ガイダンスを受講し、自分なりの解法を構築しました。
私は答案構成用紙を使用せずに登記記録に書き込む派でしたが、いろんな解法動画を見て、答練で試して、自分に合った解法を見つけて欲しいです。

解法が決まれば問題を解きまくります。
理想は一日一問ですが、兼業受験生は時間がないと思います。
そのため私も週1回の答練でしか問題を解けませんでした。
ただし、司法書士事務所で補助者をしていたので、
実体はなにかを常に考えて、自分の解法通りに書類作成していました。

答練問題に慣れすぎると、よい意味で不完全な本試験問題を解くことができません。
私は、本試験の2日前は平成29年、3日前は平成28年・・・の要領で、
本試験前2週間、15年分の過去問を毎日解いた結果、
本試験問題独特の作問に慣れていきました。

ただ、記述でいつも一定程度の点数を取ることができたのは、
他の受験生と議論をする機会があったからだと思います。
自分の解き方を改めることも、真剣に悩むことも、
講師の授業や参考書では理解できなかったことを教えてもらうこともできました。

したがって、私が合格できたのは、一緒に戦った仲間がいたからだと思います。
一緒に問題を解いてから、真剣に議論し合える場を、ウェブ上か、現実にかは分かりませんが提供できればと思っています。